大学の卒業後、
電化製品の出力計算や
労務管理の支援などの
システムをとあるIT企業で
開発していました。
先述した
プログラマーとしての経験、
および一企業で働いた経験を
まとめた記事になります。
これからプログラマーとして働くかた、
そしてこれから社会人になるかたに向けて
お役に立つことができれば幸いです。
誰と働くのか、が一番大事
新卒で入ったIT企業ですが、
実は直属の上司と折り合いがつかず
退職をすることになりました。
もちろん、自分の実力不足や
対人関係に対する見識不足などが
ありました。
それと同時に退職した要因の
1つとして、少し他人に対して
ドライな職場だったことが挙げられます。
(あくまで自分の所感です)
直属の上司、自分の研修担当だったかたは
フロア全体に響き渡るくらい怒鳴る、
一発で覚えることが当たり前、
メモをあまりしない方が良いなど
少し癖のあるかたでした。
明らかに周囲から見ても、
フロア全体に悪影響を
与えているという状況を
会社側は半年間ほぼ黙認するという
状況でした。
長期間のストレスによって
尿管結石という病気になり、
とある思いが芽生えました。
「ダメだ、このままここにいると
ストレスに殺される・・・。」
上記の病気を治療して、
職場を退職したあとに
大事なことに気が付きます。
「どんな仕事に取り組むのかは大事。
でも、それ以上に誰と働くのかは
もっと大事だ。」
現在、IT企業を退職したあと、
飲食店2つと本屋の店長をしたことで
職場の人間関係がいかに大事であるのかを
実感しています。
職場で悩みを相談出来たり、
ちょっとした頼み事をしやすかったり、
お互いのフォローを自然としている
環境であれば、仕事の効率が
格段にあがります。
上記のような環境だと、
仕事をほかのひとに頼みやすく、
ちょっと相談したいときに
すぐに話しかけることができます。
このちょっとした作業のしやすさが
積み重なると、結果として素早い
仕事につながります。
特に、新卒のかたや転職を
考えているかたに伝えたいです。
他人を尊重できるひとが
部署に数人以上いる会社に
就職したほうが良いですよと。
プログラマーに求められるもの
「プログラムを一言で表してください。」
と言われたとしたら、
あなたは答えられますか?
自分であれば、
このように答えます。
「プログラムとは、
機械にやってもらいたいことを
まとめた手順書です。」
さらに、よくプログラミング言語
という言葉もITの界隈では
よく使われます。
こちらも一言で表すならば、
「機械に手順書を伝えるための言葉です。」
上記のプログラムとは何か?
プログラミング言語とは何か?
という言葉の意味をしっかりと把握できていれば
プログラマーに求められる能力がおのずと
見えてきます。
プログラマーに求められる能力、
それは・・・、
作業の概要と詳細を言語化できること
プログラムに必要な言語学習ができること
おおまかにはこの2つさえあれば
プログラミングを行うことができます。
上記の2つの能力を見て、
お気づきのかたもいるかもしれません。
実は文系のひとにとって有利に働く要素が
大きいということに。
よく、理系の学校を出ている人が有利という
お話を耳にすることがありますが、
学校の授業でプログラムに触れたことが
あるという点では有利だと思います。
ただ、個人的な所感としてはさきほど
触れた2つの能力値が高いほうが
長期的な目でみるとプログラマーとしての
実力が上がっていくと考えています。
現に、長く会社に在籍していて
かつ能力値が高い社員さんは共通して
言語化の能力と言語学習への熱意が
高いという特徴がありました。
実は、今回触れた2つの能力、
もう少し平均的な言葉に直すと
下記のような表現になります。
作業の流れを相手に分かる言葉で
表現できること
最新の業界用語を
定期的に学習できること
どの業界においても、
上記2つは絶対と言っていいほど
必須な能力だと自分は考えています。
手順の概略化と細分化
プログラマーとして働く、
機械や人に分かりやすい手順書を
考える。
上記の仕事をしていると
手順の概略化と細分化を
常に頭のなかで考えるようになりました。
もう少し分かりやすい言葉で表現すると、
手順をおおまかに捉える、
手順をより細かく見る、
ということを同時に考えることが
できるようになりました。
例えば、
PC内の猫の写真を表示してほしい
というプログラムを作るとします。
そうすると、概略化および細分化は
下記のようになります。
【概略化】
①PC内の写真フォルダを開く
②写真フォルダ内の猫の写真を選ぶ
③選んだ猫の写真を表示する
【細分化】
①PC内の写真フォルダを開く、
をより細かくみると
・PCの全フォルダから写真フォルダを選ぶ
・写真フォルダに写真があることを確認する
・写真があれば、次の処理に進む
写真がなけらば、プログラムを終了して
PCに「写真データがありません」
という文字列を表示する
上記の概略化と細分化の考え方、
本屋および飲食店で大いに役に立っています。
手順書(マニュアル)を
すぐに把握することはもちろん、
仕事の手順をより細かく分けることで
どこまで他のひとにお仕事を任せるのかを
一緒に働くひとに即して考えられるように
なりました。
まとめ
これから、社会人になるかたや転職をするかたには
「誰と一緒に働くのかが大事」
ということを念押しして伝えておきます。
1日の内の8時間、3分の1の時間を一緒に
過ごす方を選ぶのはすごく大事なことです。
日常の過ごしやすさに大きく影響することです。
しっかりと考えておきましょう!
また、プログラマーとして働く方には
「手順を考えるのが得意」
「業界用語を高頻度で勉強するのに慣れている」
という求められる資質があることを
把握しておいてほしいなと思います。
上記の2つの資質があるならば
確実に高い技術力を獲得することができます。
上手くお仕事と向き合うことができれば、
確実に日々の生活に彩りがでてきます。
自分のできるところから少しずつ
お仕事に取り組んでいきましょう!
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