今回は自分で商売をしているかた、
ボランティア活動をしているかたに
向けた記事になります。
個人事業を縮小するなかで
気が付いたことをまとめています。
なぜ、事業が失敗したのか
静岡県で移動販売の古本屋を起業して、
古本屋の収入のみで1か月の
生活費を稼ぐことはできませんでした。
なぜ、収入が不安定だったのか?
それは、とても単純な理由です。
儲ける仕組みを作れなかったこと
ボランティア活動に時間を割いてしまったこと
この2つになります。
まずは”儲け”を出すことから
なぜ、古本屋の起業をしたのか?
主な理由を列挙すると、
・静岡県の文化資料を保存したい
・子どもの笑顔を守りたい
・自分自身でお金を稼いでみたい
この3つになります。
実は、事業をするなかで
子どもの笑顔を守りたい
という思いを優先し過ぎたため、
お金を稼ぐことよりも
ボランティアをすることに
時間をさきすぎていました。
当然の結果として、
1か月の収入が不安定になる
という事態に陥ります。
商売をする上で
当たり前のことではありますが、
まずは自分の生活を安定させる。
つまり、
儲ける仕組みをつくる。
そのあとに、体力・時間・お金に
余裕があれば、ボランティアを
してみる。
このことに気が付くのに1年以上
かかってしまいました。
失敗のなかで気が付いたこと
事業をある程度縮小して、
生活が落ち着いてくると
いろいろなことにふと気が付きました。
・個人の古本屋は品数が少なくとも
尖った商品の品ぞろえで勝負できること
・1つのアイテムに複数の役割を持たせれば
用意する備品をすくなくできること
・個人商店の場合、
新規顧客の獲得よりも
常連客の定着率が大事であること
上記に加えて、一番大切だと思うこと。
それは先ほども述べた通り。
がむしゃらに誰かのために
働くことも大切。
でも、それ以上に自分がまずは
安定していることが大切。
事業を縮小して、
新しいお仕事に取り組むことを
決めていなければ、もっと自分や
周りのひとたちに深いきずを
与えていたかもしれません。
勇気をもって、
働き方、生き方を変える決断をして
本当に良かったと思います。
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