先日、国学院大学さんの授業に
登壇させて頂きました。
観光やまちづくりに関心をもつ
学生さんが2泊3日で静岡県に
合宿へくるというもの。
静岡県にて、まちづくりの一翼を
担う本屋さんを営んでいる
ということで今回授業に
登壇させて頂く運びになりました。
授業が無事に終了して、
学生さんたちと夕食を食べながら
交流をしていたとき。
ふと学生さんから
「社会ってずっと冷たいものだと
思っていました・・・。
でも、本屋のツミキさんのように
温かいかたもいらっしゃるんですね。」
という言葉を頂きました。
学生さんから上記の言葉を聞いたときに
とても愕然としました。
そうか、若者たちにそう思わせるような
環境がいまだにあるのかと。
今をかたちづくる大人として、
とても歯がゆい思いがこみあげてきました。
まだまだ、自分たちにはやるべきことが
あるのだなと実感しました。
それと同時に、
すこしホットとした部分もあります。
そうか、自分の活動を見てもらったり
実際にこうやって話し合ったりすることで
社会には温かみをもつ人がいることを
分かってもらえたのかなと。
いくら最善をつくしたとしても、
社会には温かみがある場所と
冷たさを感じる場所が生まれる。
上記の事象はどうしても
避けることができないと思います。
それでも、今をいきる若者と
ふとした瞬間に心がほぐれるような
時間を一緒に紡いでいきたい。
そう思わせて頂いた一日になりました。
縁側に座ってじっくりと
話を聴いてくれる
おじいちゃんのように、
ふらっと若者が立ち寄って
その話を自分がじっくりと聴く。
そして、その時間が
お互いにとって温かみを感じる。
そんな場所を作っていきたいなと
思います。
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